防水工事の種類と工法①
2017-03-07
屋根には必ず防水シートが敷かれています。陸屋根の場合であれば分かりやすいですが、三角屋根の場合も屋根瓦やスレートの下に防水シートが敷かれているのです。
このように防水シートが敷かれている理由は、雨漏りをしないためです。
住宅は、湿気に弱いため頻繁に雨漏りをするようだと、住宅の壁の中がカビだらけになってしまいます。
六月から七月ぐらいにかけてはシロアリが大量発生しますので、シロアリが発生しやすいところでは雨漏りが発生している場合、床下などに注意が必要です。白アリは地面から屋根まで簡単に上ってきます。いずれにしても、防水工事が重要なことはわかるでしょう。
防水工事の種類はウレタン防水とゴムシート防水、そして塩ビシート防水があります。
ウレタン防水の特徴は、軽量であることです。
しかも防水工事をするのに時間がかからず費用も安いのが特徴になります。耐用年数はおよそ12年ほどです。
次にゴムシート防水は、シートを敷くように防水シートを屋根に敷き詰めてきます。そのため施工が簡単な点が特徴です。耐用年数は13年ほどです。
最後に塩ビシート防水は、塩ビシートを敷くだけですので作業が簡単なうえ、加工も楽ですので様々な模様をつけることもできます。耐用年数は13年ぐらいになるでしょう。