アスファルトの屋上防水
2017-02-20
アスファルトの屋上防水には、熱工法・トーチ工法などがあります。
熱工法とは、アスファルトを高熱で溶融し、防水工事用アスファルトを使用してシートを複数枚交互に積層して防水層を作る工法のことです。熱工法には、隙間が出来ないので防水層としての機能がとても良く、すぐに硬化することにより期間が短いです。しかし、溶解温度が約220℃~270℃なので火傷の可能性が高く、溶解したときに異臭や煙があり、溶解釜のような大きくな設備が必要となってきます。
トーチ工法とは、シートの裏面と下地を、トーチバーナーであぶり溶かしながら貼り付けていく工法のことです。トーチ工法には、異臭や煙がほとんどなく、二酸化酸素の削減が出来て、熱工法の溶融釜のような大がかりな設備の必要がないので段取りがとても簡単です。しかし、あぶり不足などによる原因で劣化や雨漏りなどがあるので注意が必要となってきます。
アスファルトの屋上防水には、熱工法・トーチ工法などがあるが、熱工法には防水層としての機能が高く、期間が短くて、トーチ工法には、異臭や煙がほとんどなく、大がかりな設備が必要ではないというように熱工法・トーチ工法にはそれぞれ違った良さがあります。